2026年8月18日()

曇り

歩数計   5,300歩    4km  積算歩行距離(11,369km) 

長期金利3%に迫る

日本の経済の先行きに暗雲が・・

ついに昨日、長期金利が3%目前(2.930%)まで高騰しました

10年もの新発国債が3%の金利をつけないと売れなくなったということです

これが及ぼす影響を例え話にしてみました

日本さん一家の物語です

すご~~~く長文なので暇なときに読んで下さい

日本さん一家の、ちょっと苦しい家計簿

あるところに、「日本(ひのもと)さん」というサラリーマン一家がありました。

お父さんは毎日一生懸命働いています。

今年(2026年)のお父さんの給料(税収)は83万7千円(実際は83兆7,000億円)

「よし、これなら何とか家族を養っていけそうだ」

そう思って、家計簿を開きました。

ところが――

家計簿には、こう書いてあります。

今年の支出(国の一般会計予算に相当)は、122万3千円。

「……あれ?」

給料は83万7千円。

使うお金は122万3千円。

その差は約38万6千円。

お父さんは頭を抱えました。

「足りないじゃないか……」

するとお奥さんが、

「あなた、足りない分はどうするの?」

と聞きます。

お父さんは小さな声で答えました。

「……借りる」

「いくら?」

「29万6千円ほど」

「毎年?」

「……うん」

奥さんはしばらく黙っていました。

さて、家計簿をさらに詳しく見てみると――

まず、家族のおじいちゃん、おばあちゃん、病気になった家族などを支えるための

『社会保障費』が39万1千円。

これは家計全体の約3分の1です

「これは年々増えてゆくわよねぇ」

「ここは簡単には減らせないわね」

と奥さん。

次に目に入ったのが、

『借金の返済』31万3千円

「えっ、そんなに?」

奥さんが驚きます。

「いやいや、全部が利息じゃないんだ」

お父さんが説明します。

「元本の返済(償還)約18万3千円。それから利息の支払いが約13万円だ」

「つまり……」

奥さんは計算します。

「あなた、今年だけで利息に13万円払うの?」

「そういうこと」

「給料83万7千円しかないのに?」

「そういうこと……」

しかも、この家には過去に借りた借金(国債残高)が1,340万円もあります。

その借金は一度に全部返すわけではありません。

10年前に借りたもの、5年前に借りたもの、去年借りたもの。

それぞれ金利が違います。

だから、銀行の金利が3%になったからといって、

「借金1,000万円×3%=利息30万円!」

という単純な話ではありません。

古い低金利の借金がまだ残っているからです。

ところが――

毎年少しずつ借金を借り換えていくうちに、

「昔の0.5%の借金」が

「今度は3%の借金」

に変わっていきます。

すると、家計簿の「利息」の欄が、じわじわ大きくなってきます。

お父さんは銀行から届いた通知を見て、

「去年より利息が増えてる……」

とつぶやきます。

奥さんが聞きます。

「どのくらい増えたの?」

「13万円だったのが、これから15万円、18万円、20万円……という感じになっていく可能性がある」

「このまま金利が上がって行くと、利息だけで40万円も払うことになるという試算がある」

奥さんの顔色が変わります。😰

「社会保障だけで39万円よ」

「うん」

「借金の元本返済で18万円よ」

「うん」

「利息が40万円になったら……」

「うん」

「それだけで97万円じゃない!」

「給料が87万円なのにどうやって生活していけばいいの!」

「……うん」

二人は黙って家計簿を見つめます。

すると、子どもたちがやって来ました。

「お父さん、新しいパソコン買って!」🖥️

「お母さん、旅行に行きたい!」✈️

「おじいちゃん、病院代が……」🏥

「地方のおじさんからも、仕送りお願いって電話が来てるわよ」☎️

お父さんは天井を見上げました。

「……給料、増えないかなぁ」

いやいや

給料が増える前に、借金の利息が増えてしまう可能性の方が大きい

日本さん一家は、金利が安かったのでこれまで足りない分を借金で補ってきました。

つまり、

「生活費が足りない→借金する→借金が増える→利息が増える→家計が苦しくなる→また借金する」

という、なんとも嫌な循環です

お父さんは家族を集めて、真剣な顔で言いました。

「みんな、今年から家計を少し見直そう」

子どもたちは、「えーっ!」

おじいちゃんは、「年金は減らさんでくれ」

奥さんは、「でも教育費も必要よ」

地方のおじさんは、「こっちも仕送りが必要だ」

防衛担当の長男まで、「防犯対策にお金が必要です」

と言います。

お父さんは頭を抱えます。

「……みんな、それぞれ大事なのは分かってるんだけど……」

そして最後に、ぽつりと

『お母さんがパートに出ても収入はぎりぎり約92万7千円』

どう頑張ってもこれが限界だなぁ

『支出:約122万3千円』

その差、

約29万6千円。

お父さんはため息をつきました。

「今年も銀行さんにお願いするしかないか……」

こうして日本さん一家は、また29万6千円を借りることになりました

しかし銀行の新しい借金の金利は3%です

お父さんは通帳を閉じながら、ぽつりと言いました。

「……昔は金利が安かったから借りまくったけど失敗したなぁ」

借りなきゃ良かった

奥さんが答えます。

「これから借りるお金には、高い金利がつくのよね」

「そうなんだよな……」

そして二人は、来年の家計簿をそっと閉じました。

日本さん一家の本当の怖さは、借金の額そのものだけではありません。

借金が巨大な状態で、金利まで上がってきた

――そこにあります。

今のところ、古い低金利の借金がたくさん残っているため、金利3%がそのまますべての借金に

適用されるわけではありません。

しかし借り換えが進むにつれて、利息という「何も生み出さない固定費」が少しずつ家計を

圧迫してきます。

そして、お父さんが最も恐れているのは、

給料が増えるより速く、借金の利息が増えること」

なのでした

日本さん一家の家族会議

お父さんが頭を抱えています

「今年も給料だけじゃ足りない……

また29万6千円借りなきゃならない」

すると、

息子が突然言いました。

「ちょっと待ってよ、お父さん」

「外貨預金があるじゃないか!」

「ん?」

「うち、外貨預金(主に米国債)を持ってるじゃないか!」

「……。」

「それを使って生活しようよ!」

一瞬、家族全員が黙りました。

お母さんが恐る恐る聞きます。

「……あなた、外貨預金って、どのくらいあるの?」

お父さんは答えます。

「かなりある」

「じゃあ、それを円に替えればいいじゃない」

「まあ……そうなんだけど」

「お金に変わりないでしょ、だったら使えばいいじゃない!」

お父さんは困った顔をしました。

「それがな……」

「何よ?」

「そのお金、普段の生活費に使うために持っているわけじゃないんだ」

「でもお金はお金でしょう?」

「そうなんだけど……」

お父さんは説明を始めました

日本さん一家は外国から食品や油などを買わないと生活して行けません

外貨預金は、外国から物を買うために常に用意しておかなければならないお金です

一部は老後のために金利が高い外貨預金にしています

お母さんは

「でも、いまは非常時だから使っちゃえばいいじゃん」

「うん」

「今、家計が苦しいじゃない」

「うん」

「今が『いざというとき』じゃないの?」

「…………」

お父さん、答えに詰まります

そこへお母さんが一言

「でも、あなた、良く考えると・・・・

毎月の生活費が足りないからって、老後のためのお金に手をつけちゃぁいけないわよねぇ」

お父さん

「……おっしゃる通りです」

しかし息子は納得しません。

「でもさ!外貨預金を持っているのに、わざわざ高い金利で借金するって、変じゃない?」

「うん、それは一理ある」

「だったら外貨預金をおろして借金を減らせばいいじゃないか!」

ここでお父さんは、黒板に数字を書きました。

① 外貨を売って円を作る

「これはできる」

② その円で利息を払う

「これもできる」

③ 借金を返す」

「これもできる」

息子は笑顔になります。

「ほら! 解決じゃん!」

ところが、お父さんは続けます

「ただし、その外貨預金には別の役割があるんだよ」

「どんな?」

「もし日本円の価値が亡くなった時のための保険なんだよ」

「保険を解約して生活するのかい」

「……」

「円がパーになった時の非常用の預金として外貨は必要なんだ」

「……」

防衛担当の君ならわかるだろう、と長男に

「つまり、外貨資産は『今月の食費』に使ってはいけないんだ、一家が本当に大変なことになった時に

持っておかなければならない非常用資金なんだ」

息子は少し考えました。

「じゃあ……」

「うん?」

「外貨を全部売るのはダメだけど、借金が膨らみすぎるなら、一部を使う方法はないの?」

お父さんは腕を組みました。

「そこなんだよ」

「え?」

「家計は苦しい、一方、金庫には外貨預金がある」

しかし、一度その金庫を開けてしまうとずるずると使ってしまう」

お父さんはため息をつきます。

「だから何が起きるか分からないご時世なんだから、金庫のお金をあてにしないで給料の

範囲内で生活して行かなきゃいけないんだよ」

 プライマリーバランス重視(財政規律派の主張)

息子がぼそっと言いました。

「じゃあ、外貨預金は?」

お父さん、

「うん」

「……非常食?

「まあ、そんなところだ」

「じゃあ、お父さん」

「なんだ?」

「非常食を持ってるからって、全部食べちゃうわけにはいかないね」

「そだね」

悩ましいところですね

お父さんは黙って家計簿を閉じました。

長男も分かったようです

このお話ではお父さんは、まだ将来を見据えて心配していますが

現実の日本(にっぽん)さんは先のことにはほとんど関心がないようですね

そんな日本さん一家を心配した親戚の人たちが『円安』『長期金利高騰』という形で

警告してくれていますが

日本さんは同じ生活を続けようとしています

それどころか、日本さんは2026年7月21日に「日本成長戦略」を閣議決定しました

AI・半導体やGX(Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)」の略、

化石燃料中心の社会や産業の仕組みを、太陽光や風力などのクリーンエネルギー中心へと変え

経済成長と脱炭素を同時に目指す取り組みを指します) などの17戦略分野に、2040年度までに

官民で370兆円超の投資を行う方針です 

当たれば大きい壮大な夢です

夢を持つのは良いことですが

借金で生活している一家が、さらに370万円も投資して、当たるかどうか分からない

宝くじや馬券を買おうとしているような感じです

賭けですね

さぁ、一家はどうなるでしょうか

生活ぎりぎりで困窮している一家にお金を貸す人がいるでしょうか

それどころか日本さんに貸していたお金(日本国債)を引き上げ始めています⇒円安へ

こうして日本さん一家は円安の亡霊に追い詰められて行きます

給料が増えるより速く、借金の利息が増える

そして一家は破産するかも・・・

笑い話ではありません

ホラーでもありません

ありうる話です