2023年8月5日(土)
晴れ。
am5:10-6:35 自転車乗り15km 積算走行距離 8,750km 消費カロリー546kcal
デジタル給与、マイナ保険証
昔、サラリーマンの給与は現金払いが普通でした。
給料日に、重い給料袋を奥さんに渡すときの優越感、もらう奥さんの感謝のまなざし、
お父さん、偉いなぁ、と尊敬する子どもたち顔。
古き良き時代の想い出になりました。
それが、今ではお父さんは歩くATMになってしまいました。
労働基準法24条に『給与は労働者に直接、通貨(現金)で支払わなければならない』と規定し、
『例外措置として、銀行口座に振り込むことを許容している』・・原則は今でも現金払いです。
例外措置として許容されていた口座振り込みが、いつの間にか普通のことになり、いまでは
現金で給料をもらう人はまずいないのではないでしょうか。
1968年12月に、東京府中市で現金輸送車が襲われて、3億円が強奪された事件は未解決ですが
東芝府中工場の従業員に支払う年末賞与だったそうです。
銀行からお金をおろし、給与袋に現金を詰める作業は大変で、この事件をきっかけに
給与の口座振り込みの機運が拡大していったそうです。
さて、会社の経理、総務の手間は減りましたが、銀行にとっては個人の口座に入金する手間が
増えてやっかいな作業になっています。・・もちろん手数料は取ってると思いますが・・
そこで、労基法を改正して、今年(2023年)4月1日から給与のデジタル払いが可能になりました。
希望すれば、paypay、楽天payなどの資金移動業者を通して給与を受け取ることが可能に
なりました。・・デジタルデータは通貨ではないので労基法の改正が必要でした。
銀行口座からpaypayにチャージして買い物するといった手間が省けるので、歓迎されている
そうです。
ある調査では70%近くの人がデジタル払いを希望しているそうです。
ただし、paypayなど電子マネーは個人間の送金は禁止されているので、家族といえども
他人にデータを振り替えすることはできないなどデメリットもあります。
年金受取もpaypay銀行等を受け取り口座に指定すれはOKです。
ただし、前述のように他人(親子でも業者等も)に送金できないので、銀行口座を解約するのは
問題ですね。
でも、銀行口座が開設できない外国人などにとっては大歓迎でしょうね。
こういったデジタル化の波に乗り遅れているのが日本です。
健康保険証をマイナカードに統合する計画は、紐づけのミスが多発して信頼を失って
いますが、大きな流れとしてはデジタル化は避けては通れないのではないでしょうか。
医療機関もマイナカード読み取り装置に多額の設備投資をしているので、いまさら、ヤーメタ!
なんて出来ないでしょう。
急がずにしっかりと進めて欲しいものです。
明日は岩槻公民館主催のコンサートに出演します。
事前準備作業があるので、今日は午後から会場設営に向かいます。
コンサート会場設営
11名参集。
器材倉庫に寄り音響機器を積み込み、岩槻城址公民館に1時頃には到着。
横断幕、飾り幕、音響機材等を配置して、3時頃には音出しテストまで完了。
明日は頑張りましょう。
コロナがひそかに蔓延しつつあり、2名の会員の方が、ご本人もしくはご家族の感染で
出場できなくなりました。